薬王堂気まぐれ通信使bU71  2012−11−4
Yakuoudo Capricious Communications Satellite

11月4日、日曜日、今日は呉娑々宇山(ごさそうざん)に登ってみました。
ルートは赤線で示します。↓


午前11時に水分峡を出発します。
上り道、15分ほどで東屋が現れます。
ここから20分、尾根筋に急な坂を登り鞍部のかつて水場があった休み堂跡に到着、そこから岩の道を15分かけて岩谷寺跡に到着します。


昭和31年2月28日 岩谷寺春祭り 気まぐれ広島人7歳


ここは昔、私の祖父母が住んでいたところ、、戦後まもない昭和20年初頭から昭和40年ころまで、(昭和28年岩谷寺境内で家族と)  (岩谷寺の山門←昭和52年頃)
標高400m近い岩谷寺に祖父は登れなくなり、祖母は他界します。
屋敷跡風呂の跡が残っています。
現役の頃、雨水を貯めて何度も炊き沸かしをて入浴しました。
井戸の水は貴重な飲料水だったからです。
寺と庫裏は何度かの山火事で消失してしまいました。
残ったのは大量の瓦と木切れ、これは観音像か
庭に生えていた大きな松倒木となり朽ちています。
夜になると、ひゅーひゅーと風を切る音だけが響いていました。
松風〜騒ぐ〜♪
頂上に登ります。
岩の上からかつて岩谷寺が会った場所を覗きます。
50年前に有った松は枯れ木になって立ちつくし、寺の屋根があった場所は平地に、昭和35年頃から枯れ始めた松の様子をスケッチしていました。


少し下って岩場をよじ登り高尾山に到着します。
ここから 呉娑々宇山まで尾根歩きが続きます。
色々な植物が見られました。
確認順に樹木を列記してみましょう。
ミヤマガマズミ
カマツカ
ヒサカキ
ウラジロノキ
カクレミノ
コシアブラ


コシアブラ


シロダモ() ()
イヌザンショウ
ヤブコウジ
アカガシ
アオハダ
アラカシ
アセビ
ホオノキ
コナラ
ネジキ
リョウブ
シキミ
ソヨゴ
スノキ
タカノツメ
ウリハダカエデ
コハウチワカエデ
ヤマモモ

草本では
サルトリイバラ


サルトリイバラ

アキノキリンソウ
コウヤボウキ


コウヤボウキ


サンヨウアオイ
など・・

呉娑々宇山は標高682m、頂上にテレビ塔のある山、到着が午後2時を過ぎていました。
ここからは下りで水分峡まで別の山道を通りました
駐車場に着いたのが午後4時、約5時間歩き通しました。
足が痛くなりました。
健脚でないと難しいコースです。
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